事業5期目を迎えました

2022年3月1日より5期目がスタートしました。
一昨年の春より始まった新型コロナウィルス感染症の流行が未だ全世界で続く中、
5期目を迎えることができましたのもひとえに、世界各国のクライアント様や蔵元様をはじめお取引先企業様のご支援、ご愛顧の賜物と心より感謝いたしております。

創業時には、日本における人気とは裏腹に、世界における認知度が低かった焼酎ですが、次第に取り扱わせていただく量も増え、時には一度に何百、何千ケース単位でもご注文いただけるようになってまいりました。この厳しい経済状況の中、焼酎が少しずつ海外に受け入れられてきているのを身をもって感じられる機会となりました。輸出先については、現在16カ国に拡大しております。引き続き、営業努力を重ね、既存クライアント様との信頼関係構築に努めて参る所存です。

昨今の傾向として、市場の多様化に合わせて、各国のクライアント様からいただくご要望も広がりを見せています。本格焼酎をメインとしながらも、リキュール、日本酒、ウイスキーなど多彩な和酒ラインナップを輸出させていただいており、輸出用の独自商品やラベルを蔵元様、海外クライアント様と共同開発するような機会も増えてきております。さらに本年度より、酒類だけでなく、食品の取り扱いにも取り組んで参ります。日本の隠れた銘品、魅力的な商品をお届けできるよう、奮闘してまいる所存です。

一昨年、国税庁主催の「令和2年度日本産酒類のブランド化推進事業」の一環としてスタートした「クラフト焼酎」にフォーカスしたメディア媒体『SHOCHU NEXT』も、今年の1月末で1周年を迎えました。焼酎を世界に広めたいという思いで取り組んできた『SHOCHU NEXT』ですが、蔵元様、関係者の皆様にお力添えいただきながら、これまで150にのぼる記事を掲載するに至っております。引き続き、クラフト焼酎だけでなく、和酒の魅力、蔵元様の取り組みやその他価値ある情報を発信していければと思っております。より多くの皆様にご一読、ご視聴頂けるよう邁進してまいります。応援よろしくお願いいたします。

混沌とした国際情勢、予測不能で厳しい社会情勢の中ではありますが、この難曲をチャンスに変えていけるよう一層努力し、「貿易を通じて、世界に感動と感謝を届ける」という経営理念の実現に邁進したいと考えております。
今後ともご支援、ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げます。皆様のご健康とご多幸を祈念しております。

南山物産株式会社
代表取締役
中山大希

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